石原算数教育研究室

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     わり算の学習に入る前に少しだけ、かけ算の復習が教科書にのせられています。しかし、それは単にかけ算のマトリックス表を読むだけのものでせいぜいわり算に入る前に九九の点検をする程度の意味しかありません。したがってこの小単前元自体はさほど問題視するものではないといえます。しかし、わり算学習に入る前にかけ算の意味を再確認する必要があるのは事実です。
     かけ算のところでも指摘したように「かけ算の構造」の指導は不十分で、しっかりした構造理解を身につかないままになっています。ところが、わり算はかけ算の構造のうらがえしです。かけ算の構造は「全体量÷いくつ分量=1あたり量」です。それに対しわり算の構造は「全体量÷いくつ分量=1あたり量」と「全体量÷1あたり量=いくつ分量」の2つがあります。これを「剰余の三用法」ともよびます。
     わり算の学習に先だってかけ算の構造に目を向けさせる指導は必要なのです。ここではかけ算紙芝居を使って分かってもらいます。

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