石原算数教育研究室

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  • 角度・分度器

  • どうすればいい

     角度は回転角と図形の角があります。角の大きさを表す度数は回転角から生じたもので一回転360°というきまりが紀元前からあり、今日は伝わっています。図形の角の開き具合を計測する分度器は半円角のものになっているので180°です。本らならば全円分度器を使って角度を測り、角度を書いたりする体験が重要なのですが、半円分度器を使い図形の大きさを対称にした学習になっています。そのため、180°をこえる角度を測ったり計算して求めたりするのが難しい子もいます。
     本来は全円分度器を使って角度を教える方がよいのです。教科書をみても回転角を扱って導入していますが、いつの間にか図形の角に変わっていき、半円分度器の使い方が重視されています。ところがこの半円分度器を使って角度を測ったり、書いたりするのがどうしてもうまくいかない子がいます。そんなこには次のような合言葉を唱えて角度を測らせたり、書かせたりしています。
    「頂点中心0度線を合わせ、0からメモリを読んでいく!!」

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