石原算数教育研究室

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  • 面積(1)

  • どうすればいい

    4年生で初めて面積のことを学びます。面積の勉強で躓く箇所は3つです。

    • 複合図形の面積を求める
    • 面積の換算(特に土地の面積a・ha・㎢の換算)
    • 単位の異なる面積計算・面積から辺の長さを求める計算

    複合面積を求める問題が分からない。
    下の図のようなL字型の面積を求める問題になると、戸惑う子がたくさんいます。
     なぜこんな簡単な問題が出来ないのだろうと思われるかもしれませんが、意外と難しいのです。躓く子はこの図形を長方形2つがくっついた図形だと理解できないのです。そのため、2つの長方形に分割できません。この図形を2つの長方形に分けるとそれぞれの面積計算をして足せばよい事を学習すると、「何だ。そういうことか!」と納得します。しかし、苦手な子はすぐに理解できません。そんな場合は図形の中に線を書き入れて長方形2つになると分からせるより、実際に図形を紙で作りはさみで2つの長方形に分割する事です。そうすると2つの長方形の面積をそれぞれ1㎝方眼の上に置き、全体の面積を求めるさせると次第に理解できるようになります。(算数が苦手な子は、手続きが複雑になるとその複雑さに耐えられない子が多いのですが、手続きを動作化すると苦にしなくなります。)

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